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【第1回ミライロ・ドリームキャンペーン】視覚に障害があるミライロ・リサーチモニターの夢を叶えてきました!(前編)

10月某日、ミライロ・リサーチモニターの夢が1つ叶いました。
それは「一人で思い切り走りたい」という願いでした。
今回は、記念すべき第一回「ミライロ・ドリームキャンペーン」の様子をまとめました!

 

そもそもミライロ・ドリームキャンペーンって??

ミライロ・リサーチのイメージ画像
株式会社ミライロが運営する調査サービス「ミライロ・リサーチ※」が企画した、初めての試みです。

※ミライロ・リサーチ https://mirairo-research.jp/

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、ミライロ・リサーチに登録いただいている障害のあるモニター様に何かワクワクをお届けできないか、とスタッフでアイディアを持ち寄って企画したのが「ミライロ・ドリームキャンペーン」。ミライロ・リサーチにご登録いただいている、障害のあるモニターの夢を叶える企画です。
「1人ではなかなか難しかったあれ、サポートがあればできるかも」「障害特性のためにあきらめていた挑戦をしてみたいな」といった夢を募集しました。
ありがたいことに、第一回目の応募総数は112名。
「ハングライダーで空を飛びたい(60代男性/下肢・体幹)」「小さいころから耳が聞こえませんが、正しい音程で歌を歌ってみたいです!(40代女性/聴覚障害)」「リングでレスラーと戦ってみたい(40代男性/視覚障害)」
それぞれ想いをのせた素敵な夢をたくさん応募いただきました。
そして、記念すべき第1回目の1名を選出しました。

 

見えなくなって諦めた夢を叶えたい

今回夢を叶えることになったのは群馬県にお住いの中島様ご夫婦。
奥様から「主人の『思い切り走りたい』という夢を叶えたい」とご応募いただきました。
当選のご連絡はお電話でしたが、奥様は驚きのあまり「えっえっえっえっえっああっあっえッ??」と電話口でかなり動揺していらっしゃいました。
予想以上に当選を喜んでいただけたため、スタッフも嬉しくて笑ってしまったのを覚えています。

 

夢を叶える当日、できるだけご満足いただくために、オンラインで3回にわたって打ち合わせを行いました。
当日までのオンライン打ち合わせの様子
オンラインでの打ち合わせの様子
スタッフ:当選が分かったときはどんな気持ちでしたか?

ご主人:正直、「えぇ!!」と声に出してしまって、驚きを隠せませんでした。うれしいというより、ピンと来ない…応募して自分が当選したということは、あまり応募者がいなかったのかな…?と思っていました(笑)。

(奥様が)連絡を取り合っているというのを聞いて、「本当なんだ…」と思いました。半信半疑でいましたが、打ち合わせをしてやっと現実だと理解しました(笑)。
スタッフ:じゃあ、今までは嘘だと思っていたんですね!(笑)奥様は何故応募してくださったのでしょうか?

奥様:キャンペーンを見た時に、以前「自分一人で走りたい」と言われたのを思い出したんです。せっかくだから応募してみようって軽い気持ちで応募しました。まさか本当に当選するとは全く思っていませんでした…(笑)。
スタッフ:奥様の当選時の驚きっぷりは、予想以上だったので、私もすごく嬉しかったです(笑)。なぜ、今回夢として走ることを選んだのでしょうか?

ご主人:見えなくなってきたのが30歳手前くらいですかね。見えなくなる前は学校へ行って、走っていたのですが、目が見えにくくなるにつれて、車に乗れなくなり、自転車も乗れなくなり、徒歩になって、できないことが増えていきました。それで、ある時に、近所の子供と鬼ごっこをしようとしたんですよね。その時に怖くて走れなかったんです。一人で走ることの難しさを感じて…それ以来走れなくなりました。
過去にバイクの事故で膝の内側を怪我して、全力で走ることはできないと言われていたこともあって、走ることはほとんど諦めていました。
それで、夢を聞かれた時に、一番最初に「走りたい」と直感的に思ったんです。
打ち合わせを経てお二人の想いを知り、スタッフの準備にも熱が入りました。
夢を叶えた当日の様子は後編でお伝えいたします!
⇓後編の記事はこちら⇓
【第一回ミライロ・リサーチキャンペーン】視覚に障害があるミライロ・リサーチモニターの夢を叶えてきました!(後編)